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2013年4月 8日 (月)

この4月から東雲中に

 この4月から東雲中勤務になりました。そして今日が入学式です。養精中の生徒にはたくさんの短冊と色紙とを書きました。養精中の生徒とは離れることになりましたが、流氷記のメンバーが今のところ51人もいますし、メールでのやり取りの出来る生徒が今のところ30人ほどいて、今でもずっと続いています。11日の離任式でも「ありがとう」の気持ちを伝えて「さようなら」は言わないつもりです。養精中の良いところは、大きな「こんにちは!」の生徒の声です。養精中に来るとこの「こんにちは!」の声に、嬉しくなります。一方、東雲中はあまりこの挨拶の声を聞きませんが、集会等では生徒が中心、生徒会が運営して、教師が上から怒鳴るなどは絶対にないということです。これは北口先生の指導が大きいと思われます。北口先生は東中、西中で一緒だったこともあり知っていますが、彼の指導する陸上部は全国大会に必ず出場するなど優れた実績もありますが、暴力や怒鳴るといったこととは無縁で、生徒のやる気を引き出すことの名人です。少し騒がしくなっても、皆が静かになるまで待つということをやります。実はこれは、僕が国語の時間に取り入れている方法でもありますし、必ず生徒は応えてくれるものです。怒鳴るのは生徒を信頼していないということでもあり、無理に威厳を示しているだけなのかもしれません。養精中でも昨年度あたりから壇上から怒鳴るというシーンが見られるようになりました。上にそうさせないように新しい生徒会メンバーは頑張ってほしいと思います。昨年の桜宮高校での暴力事件(体罰事件ではありません)等で、指導のあるべき方向は分かっているはずですし、世界を見渡しても、上が偉そうにして威嚇している国の人々は悲惨な生活に喘いでいるのをみても分かります。もっと素晴らしい学校を作り上げてくださいね。養精中の生徒は本当に素晴らしく大好きでしたし楽しい日々を過ごせたことが嬉しいです。東雲中でも「こんにちは!」の大きな声を僕から掛けていこうと思っています。
 養精中では、畠山眞吾先生、久保博先生、豊田弥子先生に短冊を渡してこの二年間の御礼の気持ちを伝えました。虎谷博行元校長と並んで最も信頼できる先生方でした。この間、僕の転勤の経緯についてもはっきり分かりました。それにしても生徒全員の「授業の感想」を残しておいて良かったです。そのことについてもいずれ書きたいと思っています。

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