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2013年3月 6日 (水)

藤本義一と永六輔

これは藤本義一さんから奥池に呼ばれた時に話されていたことだが、永六輔さんとは遠い親戚に当たるという。葬儀の時にばったりと居合わせて、互いに親戚同士であったことを認識したという。そんなことが気になっていたので、芽子さんの個展でお話ししたときに改めて聞いてみたが、娘さんの芽子さんにもよく話していたという。初めて聞いたときの衝撃もあるのだろうが、東と西の日本の庶民文化の基盤を作った人として、この二人、生まれた年も同じで、テレビの全盛期に日本の文化を形作った人としてとても興深いことである。藤本義一さんとお話ししたときに、何か意見を求められたときに、僕自身の思想の根っこに藤本さん自身があるのだろうし、反論めいたことなど出来ない旨を言ったことがあるが、それほどお二人の思想や感性は僕らの血肉となって生きている。世間的には「東の井上ひさし、西の藤本義一」ということなのだろうけれど、僕にとっては「東の永六輔、西の藤本義一」ということになる。お二人の対話なんかあったらお知らせを。

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