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2012年11月29日 (木)

今筋肉を鍛えています。

 ずっと思っていたことがあって、八月末から少しずつ実行していることがあります。二年半前から亡き母がやっていた真向法という柔軟体操を実践している(高槻今城塚公民館で土曜日午前に週に二回、そしてほぼ毎日寝る前には行う)のですが、それに加えて、茨木のフィットネスクラブで、加圧の運動と五百メートルの水泳(クロールと平泳ぎ)、風呂に入って後、仕上げは柔軟体操をするようにしています。幸い、勤め先の中学校の近くなので、仕事後に寄るようにしています。時間があれば以上の三つに加えてエアロビクスやダンス、ヨガなども習えるのですが、そこまではなかなか出来ていません。土日も出来るし、11月からは年会費を払って終日利用できるようにしています。
 おかげさまで体調がすこぶる良くなってきていて、メタボめいてきていた体重も五キロほど減少し、少したくましくなってきたような気がします。歳を取ると、どうも外側の筋肉が弱ってきて、そこから内蔵等の病気につながってくるような気がしていたのです。以前剣道部の顧問をしていたときにぎっくり腰を三回もやって、腰痛の常習犯になり週に三日は整骨院通いだったのですが、真向法をするようになって腰痛が解消し、やはり体中の筋肉を鍛えないとという思いが強くなりました。そして最近実践していること、それは老眼の解消への挑戦です。僕は遠くはかなりはっきりと見えて視力は1.5あるのですが、ごく近くが見えなくなり、老眼が進んで老眼鏡の2.5くらいまで進んでいました。遠近両用メガネも四回ほど買い換えましたが、慣れなかったり壊れたり、老眼鏡も五つほどは換えていました。でも、考えてみると近眼でもそうですが、メガネは悪くなった視力に合わせて作るもので、それはそれで見やすくなるのですが、決して良くはなりません。それで、一念発起して、メガネなしの生活になるように筋肉を鍛える方向で生活をして今では二週間になり、メガネなしで何とか続いています。短い時間ですが、今では近くでもはっきりと見えるようになっています。まだすぐそれも疲れて、また遠くを見るようにするか、小さな穴のたくさん開いた矯正メガネを使うようにしています。これも眼球の厚さを調整する筋肉なので、鍛えれば戻るようです。白内障や緑内障も、この筋肉の弱りから来るようで、少しずつこれらも解消されていくような気がしています。メガネがなかったらなかったで、何とか体が考えていくようです。
 たぶん脳の筋肉も鍛えなければいけないと思っています。考え感じながら生きてきたことで生かせていくと思います。感覚を磨くのにガストン・バシュラールの『火の精神分析』や『大地と休息の夢想』など読んできたことなど、これから繋がってくるといいなと思っています。『不流楽』楽に流れず、というので今は生きていきたいと思っています。

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