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2006年10月 2日 (月)

鍼の痛みの感覚を歌に

ぎっくり腰も少しマシになりました。その間二度鍼を打って貰いましたが、その痛みの何とも言えぬ一瞬の感覚を表現したくなりました。まだまだ追究していきたく思いますが、取りあえずの三首です。

腰痛の鍼の痛みはピリと来て心に沁みて快感残す

生きのいい魚の跳ねるその跳ねの鍼の痛みはときめきに似る

舌触りヌルと墜ちゆく一瞬の葡萄か鍼の痛み過ぎゆく

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コメント

小生も体調不良でいけません。作歌自体が慣れないことなので、頭に随分と負担をかけているのではないかと思うのですが、インターネットまでやりだしたのですっかり頭がオーバーヒート気味であります。
うつ熱症といって、熱中症の軽い症状のような感じで、脳みそを働かせることが出来ません。
それでも、小生も川添さんの腰痛の歌に啓発されて、のぼせている状態を題材に歌をひねってみようと思いましたが適いませんでした。寝ている間にうんと汗がかければ一晩ですっきりしてしまうのですが、どうも頭に熱がこもってしまっている状態でどうしようもありません。氷水で冷やして何とかしのいでおります。

氷嚢に思い出だすは子の頃の母の優しい面影にして

投稿: 西園寺 | 2006年10月 4日 (水) 21時27分

お互いに大変なんですね(笑)。でも、それも一つの題材かもしれないと思っています。作家の宿命なんだから本当に仕様がないですね。転んでもタダでは起きないということかも。西園寺さんも、このうつ熱中症から何かを得ることを期待しています。これは僕なりのいたわりだと思ってくださいね。

投稿: 川添英一 | 2006年10月 4日 (水) 21時43分

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