命を見つめながら
流氷記の一首評等をホームページに書き込む作業をしながら、胸に込み上げてくるものがある。それはその一首評者の幾人かが現在、既に亡くなっていることだ。田中榮さん、本田重一さんだけではない。原田昇さん、松田義久さん、若田恒雄さん、高野斗志美さんなど‥‥今はこの世にいない人々が混じっていること。原田さんのようにホスピスにいて、僕の歌を読みながら死を見つめながら、死を迎えた人もある。歌だけでなく、歌の背景を記していかないと、そして急がないと、そんな気持ちでここまで出来た。まだ時間は掛かると思うけれど、流氷記という大きな世界を完成させていきたい。他にはない世界だと信じている。それだけ世間からは遠くいる。でもこの世界を示しておくだけでも‥‥
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