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2006年1月 8日 (日)

姉歯建築士から

少しずつ書いていかないとね。今日は昨年末から思っていたことを書きます。姉歯建築士の偽装事件です。短歌ではそれ程の実害が目に見えないから騒がないけれど、同じようなものだなと感じることがありました。たとえば原稿依頼が来たときに無理無理つまらないけど作品を出してしまうというケース。それを如実に感じたのは、どこかの週刊誌の末尾の風物に合わせた俵万智の短歌が印象的であったことでした。本当につまらない。本人もそう思ったに違いないほど劣悪な作品。黒田英雄君が彼のブログで彼女をこき下ろしていましたが、僕は自分の身を振り返って、何とも淋しい気持ちを感じました。マスコミに乗ったり生活の為にという厳しさなのでしょうか。確かに多くの歌を作る人たちの不信感をかき立てたのは事実ですよね。何よりも優先して、いいものを出したいという気持ちは持っていたいです。これが今の気持ち。もうひとつ。『塔』が創意をかき立てるものなのかどうか。その指針を表す編集後記の低い調子など、かつての俵万智を見るような思いでいます。今は彼女に対してどうかって?彼女の今には全く興味を持っていませんよ。はい。

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