思い出すこと2
さっき編集後記のことを書いて、ふーっと思い出すことがあった。流氷記の編集後記である。その号の雑記と編集後記が出来ると、真っ先に田中榮さんに電話した。田中さんもそれを心待ちしていた。これだけは夜遅くなっても、二人心が通じていたから、嬉しさと緊張に満ちていた。電話でその二つを読み上げる。うん、いい、いい、それでいい。編集後記は志を述べるもの。それくらいの気概がある方がいい!出来上がるのが楽しみだね、という感じだった。その度に塔のことを嘆いていたものだ。そして出来上がりの第一号は田中榮に送る。それが楽しみだった。編集後記はなめてたらあかん。それも田中榮さん言ってたな。
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