塔12月号編集後記
先日届いた塔の編集後記を見て、落胆と怒りに似たものが込み上げて、また開くことはなさそうである。8月9日に亡くなった本田重一さんのことに誰も言及していない。11月にはある筈のもの、この号にそれが漏れたことを含めて彼について言及するのが筋ではないか。永田、河野から始まって松村まで13名。彼の死より重要なことを記していたかどうか。生前の田中さんが塔について僕によくこぼしていたのは、編集後記のふざけた記述についてであった。今はそれ程ではないが、その雑誌の志を語るものであるには違いない。編集後記を読んで、その号を開く気すらしなくなる。それは僕だけなのだろうか。こんなことあまり言いたくなかったのだが、な。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント